研究会のご案内

第22回諜報研究会

日程:2018年5月26日(土)

      

第Ⅰ部 千代田区九段周辺を巡るインテリジェンス・ツアー
      ――陸軍中野学校の原点を見る――


麹町警察署九段下交番前に10:50に集合  地図

解説:
正田浩由(インテリジェンス研究所事務局長、鎌倉女子大学講師)

一時間程度を予定しています。


第Ⅱ部 特集:日本をめぐるIBMのインテリジェンス事件

会場:早稲田大学早稲田キャンパス3号館405教室

時間:14:00開始

司会:
河野通之(インテリジェンス研究所理事)

内容:
最先端のIT企業の開発商品にはその秘密情報をめぐる国家間の、インテリジェンス機関間の熾烈な攻防が展開される。

(1)戦前編
山本武利
(インテリジェンス研究所理事長、早稲田大学・一橋大学名誉教授)

「IBM日本元代表のアメリカ情報機関への漏洩情報」

14:00-15:00

戦前のIBM日本支社には日本軍が戦闘機開発のために専門将校を接近させた。工場火事に偽装したり、フィリピン前線で米軍使用の鹵獲機械を海軍が神戸製鋼所に持ち込んだりした。一方米軍はニューヨークで初代代表からカストマー情報を入手して、使用工場への戦略爆撃に利用した。代表その人がインテリジェンスがらみで米軍の意向で秘密裏にIBM代表になった経緯がありそうだ。


(2)1980年代編
吉澤康文(元日立製作所主管研究員、前東京農工大学大学院教授)

「知財意識の日米格差が生んだIBM産業スパイ事件とその火消し」

15:15-17:00

1960年代にIBMは社運をかけ開発したSystem/360により世界市場をほぼ独占する。1970年代になると性能と機能を飛躍的に向上させたSystem/370を発表する。日本のコンピュータメーカーの技術力も上がり部分的には米国を追い越せる状況にあった。
だが市場を席巻したIBM機で動作する膨大なソフトウェア資産が既にユーザに蓄積されていた。この状況からIBM互換路線(PCM)を競合他社は開発せざるを得なかった。
当初はソフトウェアに知的財産権の概念が無くIBMのOSを容易に入手しPCMベンダはIBMの市場に食い込めた。しかし1981年に米国ではソフトウェアの著作権が法的保護となり契約なしにIBMに関する情報の利用ならびに入手は違法行為となった。
日立・三菱電機が密かにIBMの情報入手を企んでいることを察知したIBMはFBIに捜査を依頼し、協同しておとり捜査の手法を使い日立・三菱の犯罪を暴く。これがIBM産業スパイ事件である。刑事・民事訴訟とその結末を現場作業員の観点から報告する。


資料代:500円
懇親会代:1,000円(希望者のみ)



なお、当日受付にて
『Intelligence』18号(3,000円)
山本武利著『陸軍中野学校』(1,500円)を販売いたします。
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お申込み方法

①お名前

②第Ⅰ部のみ参加、第Ⅱ部のみ参加、両方ともに参加(の三つからお選び下さい)

③懇親会参加、不参加(の二つからお選び下さい)

の三点を明記の上、

NPO法人インテリジェンス研究所事務局(npointelligence@gmail.com)までメールでお知らせください。

資料などの準備の都合上、5月23日(水)をお申込みの締切とさせていただきます。

お知らせ

2017年4月から、NPO法人インテリジェンス研究所の「20世紀メディア情報データベース」と「ざっさくプラス」(皓星社)の連携検索が実現することに なりました。この連携により、明治期から現在に至る切れ目のない雑誌記事検索が可能になります。詳しくは皓星社のHPを御覧ください。
なお、この連携検索には新聞記事は含まれておりません。雑誌・新聞記事の両方を検索される方は引き続き文生書院と機関契約していただくか、 個人資料会員を御利用下さい。

「検閲研究ウェブサイト」と「CCD日本人雇用者リスト」を公開しました。
公開後、多くの方より貴重な情報をいただいており、深く御礼申し上げます。 引き続き情報提供を心よりお待ち申し上げます。

早稲田大学20世紀メディア研究所主催の研究会についてはこちら


最新ニュース

第22回諜報研究会第Ⅱ部の概要を加えました。(2018年5月14日)
  

第22回諜報研究会参加お申込みの期限を5月23日(水)に延長させていただきました。(2018年5月12日)

2018年5月26日(土)開催予定の第22回諜報研究会の情報を更新いたしました。(2018年4月21日)

日本人検閲者名簿検索をリニューアルし、検索結果が見やすくなりました。(2018年4月4日)

メディア掲載情報を更新いたしました。(2018年2月13日)

第21回諜報研究会が開催されました。(研究活動報告はこちら
日時:2017年11月25日

大分プランゲ文庫の会(代表:白土康代氏)の活動の成果(プランゲ文庫収蔵の出版物の中から、地域にとってさまざまな点において意義がある作品を紹介し、 朗読を行った番組の記録)を紹介させていただけることになりました。 朗読を行った6作品のうち、4作品はhttp://goo.gl/8AkF7f で聞くことができます。 番組の記録である「大分プランゲ文庫の風」特別号や、同誌の1~4号(研究調査・活動などの報告)を希望される方は、 大分プランゲ文庫の会 oitaprange@gmail.com までご連絡ください。

テクノインテリジェンスコーナーで4つのテーマを新規公開しました。
  テーマC-08 上下水道用電気設備
  テーマD-02 シリーズ「スポーツを科学する」  第1回 「競泳技術を科学する」
  テーマC-07 暗号と社会のかかわり史(その2)
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