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研究会のご案内

        第29回諜報研究会
  (早稲田大学20世紀メディア研究所との共催)

日時:2019年11月9日(土)14:00~
場所:早稲田大学早稲田キャンパス
         11号館8階819教室

司会:御代川貴久夫
(インテリジェンス研究所理事、一橋大学名誉教授)

14:00-15:30
鈴木規夫
(愛知大学国際コミュニケーション学部教授)
ゾルゲ事件への英国流視角ーーC・アンドリューの新著『秘密の世界:インテリジェンスの歴史』から
[報告要旨]
今回の研究会のメインは「太田耐造資料」の存在とその意義を確認することにあるので、私のお話はその前座として、昨年末上梓され、執筆期間中しばしばお話伺っていたアンドリュー教授の著書を垣間見つつ、「インフォメーションとインテリジェンスを厳密に分けるのは英語に特有」と語る彼が看取するアングロサクソンの情報へのセンスについて考えてみたいと思います。

15:45-17:15
加藤哲郎
(インテリジェンス研究所理事、一橋大学名誉教授)
ゾルゲ事件研究の新段階ーー思想検事太田耐造と特高警察、天皇上奏、報道統制
[報告要旨]
2017年に国会図書館憲政資料室で「太田耐造関係文書」が公開された。戦前司法省の代表的「思想検


事」太田耐造が残した手書き・タイプ印刷の第一次資料で、彼の担当したゾルゲ事件関係も多数含まれていた。 全容は『ゾルゲ事件史料集成』全10巻(不二出版)として刊行が始まったが、内務省特高警察資料を中心とした『現代史資料 ゾルゲ事件』全4巻(みすず書房)とは大きく異なり、司法大臣名の昭和天皇宛上奏文や新聞発表統制資料も含まれていた。これは戦前日本「インテリジェンス・コミュニティ」の多頭制(polycracy)を示すもので、ゾルゲ事件の捜査・検挙・取調・新聞発表を主導したのは、治安維持法による共産主義取締にあたった内務省(特高警察と外事課)でも陸軍憲兵隊でもなく、国防保安法・軍機保護法にもとづく国家機密漏洩を重視した司法省思想検察であった。外務省や情報局はほとんど関与できなかった。

17:30-18:30
懇親会

参加費 500円
懇親会費 1,000円(希望者のみ)

参加希望者は、お名前懇親会参加希望の有無を明記の上、npointelligence@gmail.comまでご連絡ください。 準備の関係上、11月2日(土)を締切とさせていただきます。
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※研究会の詳細につきましては開催の一ヶ月ほど前からメールでもご案内しております。
メーリングリストへの登録をご希望される方は、お名前を明記の上、メールの件名に「メーリングリスト登録希望」とご記入いただき、npointelligence@gmail.com までご一報ください。よろしくお願いいたします。


お知らせ

2017年4月から、NPO法人インテリジェンス研究所の「20世紀メディア情報データベース」と「ざっさくプラス」(皓星社)の連携検索が実現することになりました。 この連携により、明治期から現在に至る切れ目のない雑誌記事検索が可能になります。詳しくは皓星社のHPを 御覧ください。なお、この連携検索には新聞記事は含まれておりません。雑誌・新聞記事の両方を検索される方は引き続き文生書院と機関契約していただくか、 個人資料会員を御利用下さい。

「検閲研究ウェブサイト」と「CCD日本人雇用者リスト」を公開しました。公開後、多くの方より貴重な 情報をいただいており、深く御礼申し上げます。引き続き情報提供を心よりお待ち申し上げます

Twitterでも発信しております。

賛助金募集につきまして、こちらをご覧ください。

日本人検閲者名簿検索をリニューアルし、検索結果が見やすくなりました。

諜報研究会関係

第28回諜報研究会が開催されました。こちらをご覧ください。(2019年7月20日)

《渓流斎日乗》で第27回諜報研究会の様子をご紹介いただきました。こちらをご覧ください。(2019年5月28日)

《渓流斎日乗》で第26回諜報研究会の様子をご紹介いただきました。こちらをご覧ください。(2019年3月25日)

第26回諜報研究会が開催されました。こちらをご覧ください。(2019年3月25日)

《渓流斎日乗》で第25回諜報研究会の様子をご紹介いただきました。こちらをご覧ください。(2018年12月11日)

《渓流斎日乗》にて、第24回諜報研究会の様子についてご紹介いただきました。こちらこちらをご覧ください。(2018年10月9日)

《渓流斎日乗》にて、第1回・第2回のインテリジェンス・見学ツアーの様子についてご紹介いただきました。
第1回  第2回(2018年7月3日)

《渓流斎日乗》にて、第23回諜報研究会の様子をご紹介いただきました。こちらをご覧ください。(2018年7月1日)

特別研究会関係

佐藤守男氏(特別研究員)の著書『極東の隣人 ロシアの本質』(芙蓉書房出版、2017年)の書評が『世界日報』(2019年6月23日)に掲載されました。(2019年10月17日)

岸俊光氏(特別研究員)の著書『内閣調査室秘録 戦後思想を動かした男』と『核武装と知識人 内閣調査室でつくられた非核政策』が出版されました。(2019年7月31日)

最新ニュース

山本武利理事長が早稲田大学エクステンションセンター中野校(陸軍中野学校跡地)で講義を行います。詳細はこちらをご覧ください。

2019年8月28日(水)19:00より、文化放送(AM 1134/FM 91.6)の「報道特別番組『戦争はあった』」で、陸軍中野学校に関しての、山本武利理事長と詩人アーサー・ビナードさんとの対談が放送されます。(2019年8月24日)

山本武利理事長による書評「土肥原賢二の美女工作」が『図書』2019.8月号(岩波書店)に掲載されました。(2019年7月31日)

山本武利理事長へのインタビュー記事「実際のスパイの仕事って何?黒人女優が引き継ぐ007」朝日新聞デジタルに掲載されました。(2019年7月21日)

内野光子様からご著書『斉藤史『朱天』から『うたのゆくへ』の時代―「歌集」未集録作品から何を読みとるか』(一葉社)をいただきました。本書は女流歌人斉藤史の作品に対する戦前、占領期の検閲を丹念に分析された労作です。われわれのデータベースを活用された占領期短歌研究の成果です。(2019年4月16日)

テクノインテリジェンスコーナーで1つのテーマを新規公開しました。
  テーマA-08 草むらからの出発(2019年4月7日)

中日新聞の記事にて、先月開催された「忍者・忍術学講座 近現代忍者の虚像と実像」での山本理事長の講演に ついて言及されました。こちらをご覧ください。(2018年11月18日)

『メディア展望』2018年6月号に、山本武利理事長の著書『陸軍中野学校「秘密工作員」養成機関の実像』の 書評が掲載されました。こちらをご覧ください。(2018年6月3日)

『出版ニュース』2018年5月中・下旬号(出版ニュース社)に、山本武利理事長の「GHQの検閲者Kinoshita Junjiは あの木下順二か」が掲載されました。全文はメディア掲載情報よりご覧になれます。(2018年6月1日)

大分プランゲ文庫の会(代表:白土康代氏)の活動の成果(プランゲ文庫収蔵の出版物の中から、地域にとって さまざまな点において意義がある作品を紹介し、 朗読を行った番組の記録)を紹介させていただけることになりました。朗読を行った6作品のうち、4作品は http://goo.gl/8AkF7fで聞くことができます。番組の記録である「大分プランゲ文庫の風」特別号や同誌の1~4号(研究調査・ 活動などの報告)を希望される方は、 大分プランゲ文庫の会oitaprange@gmail.comまでご連絡ください。